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スマートホーム


スマートホームとは、住宅内のさまざまな機器や設備(家電、照明、セキュリティ、空調など)がインターネットやネットワークで接続され、連携して動作したり、AIや自動化技術によって遠隔操作や自動制御が可能になった住宅環境全体を指します。

生活の利便性の向上、エネルギー効率の最適化、セキュリティ強化などを目的としています。

スマートホームの基本的な仕組み
  • デバイス(モノ):スマートロック、スマート照明、スマート家電、センサー(温度、湿度、人感)、カメラなど、ネットワークに接続されるすべての機器。
  • 通信規格:機器同士やハブ(後述)を接続するための規格。Wi-Fi、Bluetooth、そしてIoT機器向けに電力効率の良いZigbeeZ-Waveなどが使われます。
  • ハブ(ゲートウェイ):異なる通信規格を持つ機器同士をつなぎ、外部のインターネットやスマートフォンと連携させるための中心的な制御装置
  • クラウド/AI:収集したデータを分析し、ユーザーの行動パターンを学習したり、複雑な自動制御(シナリオ)を実行したりする役割を担います。

スマートホームが提供する機能は多岐にわたりますが、主要な機能カテゴリは以下に分類されます。

スクロールできます
カテゴリ具体的な機能とデバイスメリット
セキュリティスマートロック、スマートカメラ、人感センサー、窓開閉センサー、AIインターホン鍵の閉め忘れ防止、異常時の即時通知、遠隔での来客対応。
快適性・制御スマート照明、スマートスピーカー(音声操作)、スマートカーテン、ロボット掃除機音声やアプリによる一括操作、起床・帰宅時間などに応じた自動環境設定。
省エネ・環境スマートエアコン、スマートリモコン、スマートプラグ、温度・湿度センサー使用状況に応じた自動運転による電力の最適化、電気代の削減。
ヘルスケアスマート体組成計、睡眠センサー、見守りカメラ(高齢者向け)離れて暮らす家族の見守り、健康状態のデータ管理。

ユーザーは主に以下の方法でスマートホームを操作します。

スマートホームの制御方法
  • スマートフォンアプリ: 最も一般的。どこからでも機器の状態を確認し、操作できます。
  • 音声操作: スマートスピーカー(例:Amazon Echo, Google Home)に話しかけて機器を操作します。(例:「照明を消して」)
  • 自動化(シナリオ設定): 特定の条件が満たされたときに自動でアクションを実行します。
    例:「玄関の鍵が開いたら(条件)、リビングの照明とエアコンをONにする(アクション)」

集合住宅では、スマートホーム機能は物件の付加価値を高める重要な要素となっています。

集合住宅(賃貸・分譲)におけるスマートホーム
  • 賃貸:スマートロックやAIインターホンの導入により、セキュリティと利便性が向上し、入居者へのアピールポイントとなります。
  • 分譲:標準でスマートホーム機能を搭載することで、最新のライフスタイルを提供する高級物件としての差別化が図れます。

スマートホームは、生活の質(QOL)を高め、住宅を単なる箱から「賢く快適に生活をサポートする空間」へと進化させるものです。

スマートホームのよくある質問


宅内のカメラやセンサーデータは、個人情報としてどのように保護され、外部に漏洩しないための対策は何ですか?

プライバシー保護を最優先し、通信には軍事レベルの強固な暗号化(AES-256など) を採用しています。データは、信頼性の高い国内のクラウドサーバーに保管され、アクセス権限はユーザー本人と、運用保守に必要な最小限の管理者のみに厳しく制限されます。また、カメラの動作中はランプを点灯させるなど、プライバシーに配慮した設計を行います。

賃貸物件にスマートホームを導入した場合、退去時の原状回復はどうなりますか?

弊社が提案するスマートホームデバイスの多くは、壁や構造体に大きな加工を必要としない置き型または簡単に取り外し可能な機器(スマートロックのカバー取り付け型など)を選定します。退去時は、元の状態に容易に戻せるため、特別な原状回復費用が発生しないよう配慮して設計いたします。

スマートホーム機器の故障時の保証期間や交換について教えてください。

導入する機器によってメーカー保証期間は異なりますが、弊社では通常、機器の設置から1年間の保証を提供しています。加えて、長期保守契約を結んでいただくことで、機器の保証期間を延長したり、経年劣化による故障時の交換費用を定額化したりするプランをご用意しており、お客様の運用コストを安定させます。

スマートホーム機器の通信規格として、Wi-Fi、Zigbee、Z-Waveなど複数の規格がありますが、どのように使い分けてシステムを構築しますか?

機器の特性に応じて使い分けます。Wi-Fiは高速ですがバッテリー消費が大きいため、カメラやハブなど電源に接続された機器に。ZigbeeやZ-Wave省電力で長距離通信が可能で、センサー類などバッテリー駆動の機器に利用します。弊社はこれらを連携させる高性能なハブを設置し、一つのネットワークとして安定して稼働するよう設計いたします。

導入後に新しいIoT機器やスマート家電が発売された場合、システムに後から追加して連携させることは可能ですか?

はい、システムは高い拡張性を持つように設計されています。多くのスマートホームプラットフォームは、主要なメーカーの新しいIoT製品とのAPI連携に対応しています。ご希望の機器が発売された際、システムとの互換性を確認し、新しい機器をスムーズにネットワークに追加・連携させ、自動化シナリオに組み込めるよう設定サポートを行います。

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